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【小説家になろう】『ほのぼのスローライフ』おすすめ作品6選【まったり】

どうも、ふかふかです。休みの日だけでもいいので、異世界へいけないものかと夢想する今日このごろ。

異世界へ行っても結局ゴロゴロして暮らしそうです、ぼく。そしてゲームもネットも冷暖房もないので、結局家に帰ってきそう……(笑)

そんなわけで! 今回は主に「小説家になろう」で連載されている『ほのぼのスローライフ』作品を紹介していきます。

異世界で土地を買って農場を作ろう

作品名:異世界で土地を買って農場を作ろう

作者名:岡沢六十四 様

文字数:619,126文字(連載中)

書籍化:あり

あらすじ

異世界に召喚され、スキルがないと一方的に見限られた主人公が隠されたギフトで自分の居場所を作っていく物語です。

レビュー

王都を追い出され、ひとりぼっちで僻地に住み始めた主人公。彼のもとに人魚のヒロインやらノーライフキングの先生やら、果ては魔王様が訪ねてきて、どんどん賑やかになっていく様子に「こんな生活がしてみたい!」と心が躍ります。

主人公の存在が主張しすぎず言葉の選び方も丁寧なため、ゆったりスローライフな雰囲気を損なうことなく、会話のテンポも良いため非常に読みやすい作品です。

異世界のんびり農家

作品名:異世界のんびり農家

作者名:内藤騎之介 様

文字数:1,303,572文字(連載中)

書籍化:あり

あらすじ

健康な体を手に入れた主人公が、異世界で「農業」をはじめる物語です。

レビュー

物語の序盤は、チートな「万能農具」によりサクサク農業パートが展開されていきます。中盤以降は生活に必要な様々な要素を自分たちで調達して「スローライフ」を本格的に展開していきます。

がっつり農業をテーマにしているというよりは、まさしくスローライフを地でいく本作は、年単位での変化や様々なイベントがちょうどいいスパイスになっています。シミュレーションゲームのように集落から村に、村から町へと発展していく姿が楽しい作品です。

麗人賢者の薬草箱

作品名:麗人賢者の薬草箱

作者名:江本マシメサ 様

文字数:602,176文字(完結済)

書籍化:あり

あらすじ

半ば無理やり王子様と結婚させられた「セレディンティアの黒き魔弾」の不思議な新婚生活を描いた作品です。

レビュー

「北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし」や「エノク第二部隊の遠征ごはん」なども描いている作者様。他の作品でもそうですが、作者様は漢方や薬草などの知識に富んでおり、薬を作る工程もすっごいリアルです。本当にこの通りに作ったら薬が作れそうな気がします(笑)

各話の最後にはさまれる「アイテム図鑑」にも注目!個人的には、こういう物語の裏側や作品の背景を窺い知ることができる粋な計らいが大好きです。なお本作のリメイク作品である「麗人賢者の薬屋さん」と読み比べてみるのも面白いかもしれません。

森のほとりでジャムを煮る

作品名:森のほとりでジャムを煮る

作者名:小鳩子鈴 様

文字数:169,202文字(完結済 後日談少しあり)

書籍化:あり

あらすじ

百貨店で働いていたOLの主人公が異世界へ転移します。

ひどいケガを負ってしまい、転移の影響か声が出なくなってしまうものの体はなんとか回復。

そこそこ美人な主人公が魔法や妖精が存在する異世界で、まったりアナログ生活を満喫するお話です。

レビュー

『森のほとりでジャムを煮る』 本作を表現するのに、これ以上のタイトルが思いつきません。

異世界で出会う素朴で優しい人たち。穏やかに流れる時間。どこか懐かしさを感じさせる風景。主人公のケガは少しずつ癒えていきますが、本作を読んだ私の心も本当に癒されました

疲れたとき、少し休憩したいとき。そんなときにオススメの作品です。

ちなみに「女主人公」作品を読みたいのならコレ!でも紹介しています。

百均で異世界スローライフ

作品名:百均で異世界スローライフ

作者名:小鳥遊 郁 様

文字数:428,613文字(連載中)

書籍化:あり

あらすじ

女神様にもらったチートは、なんと……百均!!

レビュー

自分が『百均』の能力を持って異世界転移したら、やっぱり塩・胡椒を売ると思います(笑)

さてさて、主人公のナナミには『百均』がチートだという意識はなく、まったりのんびりなスローライフを満喫。チート意識が欠けているせいで大問題が発生しそうですが、そこは良識のある勇者や公爵のおかげでなんとかなる模様。

自分もまったり生きたい派なんで、主人公の生き方にはとても共感を覚えます。

エルフのハナちゃん

作品名:エルフのハナちゃん

作者名:Wilco 様

文字数:1,598,695文字 (連載中)

書籍化:なし

あらすじ

エルフが住む森では異変が起こり、そのためエルフたちは森を追われ放浪を続けていました。そして主人公の先祖が代々管理していた隠れた村に、別世界からエルフたちが迷いこみます。

レビュー

物語の入り口は少し物騒ですが、そこはハナちゃんのぽわぽわ感でなんとかなります(笑)

とても優しい物語です。それはもう、絵本にしてもいいほどの。

少し残念なエルフたちとの心温まるほんかわ開拓日記です。

ちなみに『エルフ』が活躍するオススメ作品まとめでも紹介しています。

まとめ 

さて「ほのぼのスローライフ」作品を紹介してきましたが、いかがでしたか?

総括すると結局スローライフといっても、なにかしらの目的やイベント事がないと物語としてはマンネリ化してしまいますし、長く続けていくのは難しいかもしれません。落としどころをつけるのが難しいジャンルともいえるでしょう。

ともあれ自分好みの世界観の作品に出会えたのなら、できる限り長く読み続けていきたいという思いもあるので、悩ましいところです。

そういう意味では『商売・経営を題材にしたオススメ作品』で紹介している『異世界詐欺師のなんちゃって経営術』の後日談などは、最高にオススメできる作品なので、よかったら読んでみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。