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【小説家になろう】夜中に読むのはオススメしない『料理』作品5選

今回は、料理をテーマにした作品を5つ紹介します。

ふかふか

料理をテーマにした作品って、夜中に読むと無性にお腹が減って仕方がないのはボクだけ?
まぁ気持ちは分かるけどね。

ふか子

ふかふか

これ以上丸くなると困るもんね。ガマンガマン。
……(私たち真円体形なのに、今更なにを……)

ふか子

では順番に紹介していきましょう!

傭兵団の料理番

作品名:傭兵団の料理番

作者名:川井 昂 様

文字数:430,941文字(連載中)

書籍化:あり

あらすじ

異世界に飛ばされた主人公は、料理の腕を見込まれ傭兵団に加入します。

のちに伝説になる傭兵団を陰で支え続けた偉大な料理人のお話です。

レビュー

私が異世界ものの『料理』を題材にしたものの中で一番好きな作品です。完全にエタっているわけではないのですが、更新が不定期なのが残念です。

構成がしっかりしており、一話一話が本当に面白い。長すぎず、短すぎず。なおかつ必要な描写は表も裏もしっかりと描かれています。

しっかりと完結させることができれば、好きな作品10選に間違いなく入る面白さです。オススメです。ぜひ読んでみてください。

料理作品なのに、爽快感もあってほんとスゴい作品よね。

ふか子

ふかふか

戦記要素もあるから、そのおかげかもねー。

異世界転移バーテンダーの『カクテルポーション』

作品名:異世界転移バーテンダーの『カクテルポーション』

作者名:score 様

文字数:1,509,234文字(連載中)

書籍化:あり

あらすじ

『ポーション』を混ぜて作る『カクテル』が、とんでもない力を発揮する異世界。

現世でバーテンダーだった主人公が、ファンタジーの世界に転移し、いろんな意味で『カクテル』を武器に奮闘する物語です。

レビュー

異世界でヒロインや親父さんとバーを経営していく過程で、いろんな人との絆を深めていく本作。『ポーション』を『カクテル』に見立てているといっても、作者様のカクテルに関する知識は本物です。

カクテルに詳しくなくても、描写がとても丁寧で分かりやすいので大丈夫!それぞれのエピソードに、上手くカクテルの知識を混ぜ込んでおり、読んでいて全く飽きません。

ふかふか

ぼくはお酒をほとんど飲めないけど、勉強になったし、すっごく面白かったよー。
カクテルって綺麗だから、見てるだけでも楽しいわよね。

ふか子

異世界食堂

作品名:異世界食堂

作者名:犬塚惇平(犬派店主) 様

文字数:687,321文字 (連載中)

書籍化:あり

あらすじ

日本のとある洋食屋。異世界からの『扉』を通じて、様々なお客様が来店されるそのお店。

異世界では、こう呼ばれているそうです。『異世界食堂』と。

レビュー

とても有名な作品ですが、せっかくなのでレビューさせていただきます。

一話を読んで傑作であることを確信した数少ない作品です。

書籍化もされましたし、アニメ化もされました。これは私に先見の明があったとかではなく、誰でもそれを感じ取れるほど優れた作品だと思います。

ショート・ショートのお手本のような構成。そして繋がっていく人々の輪。

料理の描写が素晴らしいのはもちろんのこと、個性豊かな登場人物たちのエピソードは必見です。

ふかふか

料理作品なのに、一話を読んですっごくワクワクしたよー。
アニメ化もされてるから、そっちを見てもいいかもね。

ふか子

異世界居酒屋「のぶ」

作品名:異世界居酒屋「のぶ」

作者名:蝉川夏哉/逢坂十七年蝉  様

文字数:537,550文字 (連載中)

書籍化:あり

あらすじ

最近、古都で話題になっている居酒屋。

今日は給料日!衛兵の二人組は『居酒屋のぶ』に訪れ、注文します。

トリアエズナマ』と(笑)

レビュー

『異世界食堂』を読んだ後、同じ時期に読んだ記憶があります。こちらも最近アニメ化したようです。

現在(2018年5月時点)無料配信もされているので、興味があれば、ぜひご覧になってください!

ふかふか

ふか子、とりあえずコーラ!
冷蔵庫にあるでしょ!自分で取ってきなさい!

ふか子

ふかふか

はい!!

注)我が家の日常は、こんな感じです。

異世界料理道

作品名:異世界料理道

作者名:EDA 様

文字数:5,586,374文字(連載中)

書籍化:あり

あらすじ

見習い料理人である主人公。炎につつまれ、気が付くと森の中でした。

イノシシにそっくりな野獣ギバに襲われますが、そこへ『森辺の民』であるアイ=ファ(ヒロイン)が颯爽と登場します。

レビュー

もともと筆が速い作者様ではありましたが、今では500万文字を超えてるんですね。ちなみに私が読んでいるのは、22章……までだったかな。

本作は、料理を軸に『森辺の民』との交流を描いた作品です。

それだけに留まらず『森辺の民』の文化の在り方というか、食事の大切さ、町の人間との流通問題、部族の在り方についてなど、異文化に対する考え方や価値観の違いなどを料理を通じて埋めていくところが他の作品にはない魅力だと思います。

『森辺の民』の名前って、みんな似てるわよね。

ふか子

ふかふか

それを言うなら、ぼくたちの名前も似てるよね。
……そうね。

ふか子

料理をテーマにする場合の弊害 ワンパターンな展開になりやすい?

さて『料理』をテーマにした作品を紹介してきましたが、好きな作品は見つかりそうですか?

こうしてみるとショート・ショートの作品が多いように思えます。

それもそのはず。『料理』をテーマにしているということは、それぞれメインテーマとなる料理が出てきます。

しかし一つの料理で長々と話を引っ張るわけにもいきません。ですので、必然的に短い物語、ショート・ショートになるのではないかと思います。

また料理作品の流れというものは、起承転結の「結」が料理が美味しい!甘い!すごい!といったものになりやすく。

そういった事情もあって話の広がりを持たせるのが難しいのではないでしょうか。

紹介した作品はこれらの問題に対して、上手く物語性を持たせることや別のテーマを持たせることで上手く解消しているように思います

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ふか子

ふかふか

ありがとうございましたー!