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カードローンの審査で見られるポイントの全て!【銀行員が語るので信憑性は高いです】

人生で一回くらいは、お金がなくて困ったことってありませんか?私はあります。

若かりしころ、飲み会で潰れ、目を覚ましたら深夜2時。

家までは電車で20kmほどですが、終電はとっくに過ぎており。

タクシーで帰ろうにも、財布には150円、キャッシュカードの残高も給料前でゼロ!

……えぇ、歩いて帰りました。缶コーヒー(HOT)を片手に、2月の雪が降る中を20km歩いて。

そして歩きながら、私は思いました。

ふかふか

家に帰ったら……カードローン作るんだ、オレ。

というわけで、本気でカードローンを作っていなかったことを後悔した私がカードローンの審査で見られるポイントについて細かく説明していきます。

カードローンの審査で見られるポイント

カードローンを申し込んだことはありますか?実際に申し込んでみると、入力する項目が多くて面倒だなぁというのが正直な感想です。

しかし入力する項目が多いのは、それなりの理由があります。カードローン会社は、これまでの蓄積されたデータと今回申し込んだ方の年収や勤続年数をもとに機械で審査を行うからです。

機械で審査をしたあとは人間が再審査を行いますが、機械でOK判定が出れば、反社(暴力団)に所属している事実があるなどのよほどのことがない限りは、審査に通ります。

ではどのような点を機械やカードローン会社は重点的に審査するのか?

カードローンの審査で見られるポイントをひとつずつ説明していきます。

重要度の高い項目から順番に説明していきますので、今度カードローンを申し込むときの参考にしてください。

年収 重要度★★★★★

なんといっても、カードローンの審査をする上で一番重要なポイントは、年収です。

例え話をすると、年収が200万円の人と500万円の人が二人いました。どちらか一方にお金を貸さなければならない場合、あなたならどちらの人にお金を貸しますか?

あなたは年収が500万円の人にお金を貸すはずです。

なぜか?

年収が高い人のほうが生活に余裕がある(安定している)ため、お金をしっかりと返してくれる可能性が高いと思ったからです。

このように審査をする上で、年収は一番最初に見られる項目であり、最も注目される項目になります。申し込みをする際は、源泉徴収票や所得証明書で年収を確認し、正確な金額を記入するようにしましょう。

また総量規制という法律により、消費者金融では年収の3分の1までしかお金を借りることができなくなりました。そのため、消費者金融でお金を借りる場合は、年収が借入極度額(カードローンの枠の限度額)に直結するということを覚えておいてください。

ふかふか

年収は必ず正しく書こうね。虚偽の申告をしてバレた場合は、借りている金額を一括請求されても文句は言えません……。

信用情報の状況 重要度★★★★★

カードローンを申し込む際に、必ず信用情報の取得の同意が必要になります。信用情報の同意が必要ないのは、本当に危ない闇金なので、絶対に利用しないようにしましょう。

「信用情報の同意?そんなのあるっけ?」と思うかもしれませんが、申し込む際に同意しますにチェックしたりしますよね?あの長い文章のどこかにその旨が記載されています(笑)

信用情報の同意をする⇒現在のローンの利用状況やローンを借りている場合、返済が遅れていないかなどを調査されます。

返済が滞っていると審査に通りづらくなります。ローンを踏み倒してブラックリストに登録されているとほぼ審査には通りません。

カードローンを申し込むときは、事前に返済が遅れていないか?今月の支払いは終わっているか?などの確認をしてからにしましょう。

申込極度額 重要度★★★★★

カードローンの申込金額のことを極度額といいます。極度額100万円のカードローンなら100万円まで借りられますという意味ですね。

申し込むときは最低限必要な金額で申し込むようにしましょう。

理由は二つ。一つはカードローンの極度額いっぱいに使い過ぎてしまうのを防ぐこと。もう一つは、極度額を少なく申し込んだほうが審査に通りやすいからです。

いきなり「500万のカードローンを作りたい」と言っても、「え?500万円も?返せるの?」となるのは当然ですよね。

そしてカードローンというのは、一度作ってしまえばいつでもお金を借りられます。それのなにがいけないのかというと、500万円のカードローンを作っていると、500万円借金をしていると他の銀行やカードローン会社に見なされるということです。

新しくローンを組もうとした場合、前述した信用情報調査を行い、カードローン会社や銀行は現在のあなたの借入状況を調査します。そのときに500万円の極度額のカードローンを持っていると、いつでも500万円借りられる状況にある=500万円の借金をしているという風に見なされます。

極度額の大きなカードローンを作ると、今後ローンが必要なときに審査が通らなくなる可能性が高くなるので、必要な金額の分だけ申し込むようにしましょう。

勤続年数 重要度★★★★☆

どれくらいの期間、現在の会社に勤めているのかも審査で見られるポイントです。

勤続年数は基本的には長ければ長い方がいいです。ただ60歳(もしくは定年)に近い場合は、逆に評価が低くなる場合もあります。

勤続年数の項目で特に注意しなければならないのが勤続年数が短い人(特に一年未満の場合)です。30代や40代で勤続年数が短いと、仕事をすぐに辞め、転々としていると見なされ、審査に通りづらい場合があります。

急ぎでお金が必要でない場合は、現在の会社に1年以上勤めてから審査を申し込むのが良いでしょう。

雇用形態 重要度★★★★☆

主な職業

正社員・正職員

自営業

契約社員

派遣社員

パート

アルバイト

主婦

無職

正社員であるか派遣社員であるか、またはパートであるかなども審査に影響します。

審査に通りやすい順番にまとめると

正社員・正職員>自営業>契約社員・派遣社員・パート>アルバイト・主婦>無職

だいたい、このような順番になるかと思います。

要は収入がこれからも安定して発生するのか?という部分を主に見るための項目です。

正社員・正職員であれば会社を簡単には解雇されません。

自営業の場合は会社が上手く回らなくなると収入が途絶えるため、審査は会社員よりも厳しいものとなります。

またパートやアルバイトの方は、現在は収入があっても今後も安定して収入があるか?といえば、なんとも言えないところです。しかし主婦や学生の方でも申し込めるカードローンもありますので、どうしても必要な場合は考えてみてください。

勤務先・従業員数 重要度★★★☆☆

まずお金を借りやすい順番ですが、公務員>会社員>事業主・自営業の順番になります。

勤務先の属性は、公務員が最強です!なぜなら、会社が潰れたり解雇されたりする可能性がないから。公務員がクビになるときは国が潰れるときなので、借金もチャラになるでしょう(笑)

次に会社員・サラリーマンが強いです。大手企業であればあるほど、会社が潰れるリスクが少なくなるので、審査が通りやすくなります。従業員数を記入・入力しなければならないカードローン会社があるのは、そのためです。大手企業のほうが必然的に年収も高いので、自然に審査には通りやすくなります。

そして一番審査に通りにくいのが事業主・自営業。いつ経営が傾くか分からないという大きなリスクがあるため、審査には複数年の所得証明書が必要だったり、事業状況の聞き取りをされたりする場合もあります。

同様に健康保険証による本人確認でも、共済組合>健康保険組合>協会けんぽ>国民健康保険の順番で審査に影響します。

居住地・年数 重要度★★☆☆☆

主な住居区分

自分の持ち家

家族の持ち家

社宅

民間賃貸

公営賃貸

下宿

審査に通りやすい順番としては、大きく分けて2つ。『自分の持ち家』であるか、そうでないかに分かれます。持ち家は土地や建物に資産価値があり、財産として見なされます。要は、家を持っている=家を買えるだけの資産もしくは信用(住宅ローン)があるということですね。あと借家よりも持ち家だと夜逃げされるリスクが低くなるという理由もあったりします(笑)

そして居住年数は、長ければ長いほどいいです。長く住んでいれば、それだけ現在住んでいる地域で生活基盤が確立されているという証明にもなります。居住年数があまりに短い場合は、カードローン会社から前住所の聞き取りやこれまでの経過を聞かれることがあるかもしれません。

家族構成 重要度★★☆☆☆

結婚しているのか、子どもはいるのか、といった点を見られます。結婚しているほうが審査に通りやすくなります。理由は主に2つ。結婚しているほうが、安定した社会基盤があるとみなされるため。もう一つは配偶者にお金を肩代わりする法的な責任はなくても、やはり配偶者がいれば代わりに肩代わりしてもらえる可能性が高まる、とカードローン会社が考えるからです。

また配偶者がいるほうが、居住地の項目同様、夜逃げのリスクが下がるという理由があります。

退職金予定額 重要度★★☆☆☆

もしも退職した場合にいくら退職金が支給されるのか。この項目があるカードローン会社もあれば、ない会社もあります。カードローン会社は、貸したお金を確実に回収したいわけですから、向こうにとってみれば把握しておきたい項目ですが、重要度はそれほど高くはありません。

固定電話番号 重要度★☆☆☆☆

固定電話があったほうが、身元もしっかりしているという理由で少しは審査に通りやすくなります(たぶん)

たぶん、というのも現代の日本では、スマホ・携帯の普及率がすさまじいので、固定電話がない家庭が増えてきています。

カードローンを契約するために、わざわざ固定電話を契約する必要はありません(笑)

性別 重要度★☆☆☆☆

昔は男性のほうが女性よりもお金を借りやすかった時代があったかもしれませんが、現代では重要視されない項目です。

『女性だからカードローンの審査に通らないかも……』なんて心配は無用です!女性専用キャッシング マイレディス なら電話での応対も全て女性のオペレーターがしてくれるので、カードローンを使ったことがない女性の方も安心して使えると思います。やはりキャッシングって怖いお兄さんが取り立てに来るイメージがどうしてもありますからね(笑)

 

 

 

 

 

 

カードローンの審査に落ちる理由

前の章では、カードローンの審査で見られるポイントを10項目に分けて紹介してきました。

無事にカードローンが作れたあなた!おめでとうございます!

しかし、カードローンの審査に落ちてしまったあなた……どうして審査に通らなかったのでしょうか?

この章では、前の章では説明しきれなかった審査で落とされる主な理由を紹介していきます。この中のどれかに当てはまるハズです。当てはまる項目があったら、改善できるものは改善して、もう一度カードローンを申し込んでみましょう!

他の借入が多すぎる

まず考えられるのが、ローンの借り過ぎです。

カードローン会社は審査をする際には、必ず信用情報(お金の借入状況)を取得します。

そこで他行や他消費者金融の借入状況もチェックできるようになっているので、申告をしていなくともカードローン会社には筒抜けです。

既にカードローン残高が500万や1000万ある人にお金は貸しづらいですよね?

解決する方法としては二つ。

一つは現在借りているローンをまとめ、一本化する。債務(借りているローン)を一本化することで、新たにお金を借りられる場合があります。

もう一つ、どうしてもお金が緊急に必要な場合は、審査基準が甘い消費者金融で申し込んでみること。金利は金融機関よりも高いですが、金利が高いのはそれだけお金を貸す側もリスクを取っているためです。金利が高い分、返せなくなる人も増えますからね。ですが、お金を借りられる可能性は高くなるので、本当に急いでいる方は試してみてください。

年収が少ない(学生や主婦で年収がない)

年収が少ない、もしくは年収がない場合もお金を借りられない、もしくは借りるのに制限が設けられる場合が多いです。

まず年収が少ない場合についてですが、総量規制という法律により消費者金融では年収の3分の1までしかお金を借りられません。働いている場合は、まず消費者金融で借りているお金が年収の3分の1を超えていないか確認してみてください。

学生や主婦の場合は、そもそも収入がありません。しかし収入がなくても借りられるカードローン会社は存在します。そして学生や主婦の場合は、これまでローンを組んでこなかった場合がほとんどです!そのため申し込みをすれば、審査にも通りやすいといえます。

申し込みに虚偽の申告がある

前の章で紹介したように、申込書の記入は多岐にわたり、けっこう面倒です。

ですが、申込書は契約書でもあります。名前や生年月日はもちろんのこと、勤務先や連絡先、年収などもしっかりと確認しながら入力しましょう。そして全て入力し終わったら必ず間違いがないか確認しましょう。

本人確認事項(生年月日や住所)に間違いがあると審査が遅れたり、最悪の場合はそのまま否決されます。また年収などを偽ると、虚偽の報告をしたという情報が登録され、今後お金を借りることが難しくなります。

事故者情報(ブラックリスト)に登録されている

ローン(携帯代の本体料金なども含む)を3ヵ月以上延滞してしまったり、保証会社から代位弁済を受けたりしている場合は、「この人にお金を貸しても、ちゃんと返済しないから要注意だよ!」と、ブラックリストに登録されます。

一度ブラックリストに登録されてしまうと、最低でも5年はお金を借りるのが非常に難しくなります。こうなってしまうと、どうしようもありません。

ローンがある場合は、日頃からしっかりと管理・返済を心がけましょう。

まとめ

カードローンを作るとき

本記事のまとめ

審査でどのような部分を見られるのか

審査に通らないときは、どのような場合か

審査に通るための改善策

について、本記事ではまとめています。

カードローンを申し込むとき、通らないときは本記事を読んで、改善していただければ嬉しく思います。

あなたの生活(お金)が少しでも豊かになりますように。