好きな音楽アーティストは? と聞かれたら、ぼくは迷わずBUMP OF CHICKENと答えます。
一日も欠かさずに聞いてきたBUMP OF CHICKEN。
すべての音楽に優先して大好きなBUMP OF CHICKEN。
そんなBUMP OF CHICKENを敬愛するぼくがおすすめ曲と魅力を全力で紹介します。
ふかふか
目次
BUMP OF CHICKEN メンバー紹介とバンドの成り立ち
この記事を読んでいるということは、BUMP OF CHICKEN(読み:バンプオブチキン)のことをご存じだとは思います。
しかしバンドの成り立ちやメンバーのことを知れば、もっとBUMP OF CHICKENを好きになるかもしれません。
メンバーの来歴についてですが、なんと全員が同じ幼稚園の出身という珍しいバンドです。メンバー同士はゲームを一緒にしたり、家に泊まったりと仲がいいことでも知られていますが、幼稚園からの付き合いだと聞けば納得ですね。
バンド自体は1994年に結成されました。中学3年生のときに文化祭で演奏をすることになったのがきっかけです。当時ギターは別の方が担当していましたが、あまりバンド活動に積極的ではありませんでした。そのため当時は裏方だった増川さんが紆余曲折の末にギターを担当することになった、という経過があります。
その後2000年にメジャーデビューを果たし、2018年までに24枚のシングル、8枚のアルバムを世に送り出しています。
近年では、デジタルダウンロードという新しい形でシングル曲を配信しており、2018年10月現在で11曲が配信されています。
メンバーの名前や担当パートについては、こちらをご覧ください。ちなみに『メンバーはみんな平等』という考えのもとバンド内のリーダーは特に決まっていません。
名前 | 愛称 | 生年月日 | 血液型 | 担当パート |
藤原 基央 | ふじくん | 1979年4月12日 | O型 | ボーカル 兼ギター |
増川 弘明 | ヒロ | 1979年12月20日 | A型 | ギター |
直井 由文 | チャマ | 1979年10月9日 | A型 | ベース |
升 秀夫 | ひでちゃん | 1979年8月10日 | A型 | ドラム |
ふかふか
なおBUMP OF CHICKENというバンド名には『弱者の一撃』『臆病者の反撃』といった意味があります。
彼らの歌を聴くと「たしかに」とどこか納得させられるバンド名。特にバンド初期のほうが、最近の曲に比べると『臆病さ』や『人間の弱さ』を顕著に感じることができると思います。
BUMP OF CHICKENの魅力といえば
BUMP OF CHICKENの魅力といえば、やはり『藤原基央』さんではないでしょうか。他のメンバーには申し訳ないですが、彼を抜きにして、やはりBUMP OF CHIKENは語れません。
簡単に魅力をまとめると
- 人の心に深く響く歌詞
- 特徴的な優しい歌声
- 愁いを帯びたメロディー
作詞・作曲のほとんどが藤原さん。ボーカルも藤原さん。バンド内のリーダーは定められていないとのことですが『藤原基央』がBUMP OF CHICKENの中心にいることは間違いありません。
そしてBUMP OF CHICKENの曲を何度も何度も聞いていると、ふとした瞬間にハッさせられるときがあります。
何百回も聞いてきたはずなのに、まるで新しい言葉に、歌に、曲に出会ったような。
きっと自分が歳を取って考え方や抱いている想いが変わったからこそ、曲の新しい一面に出会うことができるのだと思います。
何度聞いても飽きないどころか、新しい一面を見つけるごとに、ますます曲を深く好きになる。そんなクセになる面白さも兼ね備えている最高のバンドがBUMP OF CHIKENです。
個人的に聴いてほしいオススメ曲 30選
それではおすすめ曲を紹介していきますが、あくまでもぼくの独断と偏見でおすすめ曲を選出しています。最近のナンバーや有名曲よりも、初期のころの曲が多いのは好みの問題です。そして暗めの曲が多いのも(笑)
ふかふか
またランキング形式は取っていません。30選として紹介しています。
理由は二つ。一番を選ぶには、どの曲も最高すぎるというのが一つ。
もう一つは聞くときの気分だったり、歳を取って考え方が変わるにつれて、一番好きな曲が常に変わり続けるからです。
アルバムの古い順に、心に突き刺さった歌詞とあわせて紹介していきます。一度だけでいいので、とりあえず聴いていただけるとファンとしてはホント嬉しいです。
FLAME VEIN(1st Album)
[itemlink post_id=”2659″]くだらない唄
田舎と都会、過去と今、夢と現実の対比を描いた歌。
藤原さんが東京に出てきたときに作った曲なので、都会に出てきて田舎を思い出したり、ノスタルジックな気分に浸ったりすることがあったのかなー、と。
かみさまぼくはふるえてる 背広もネクタイも見たくないよ
Tシャツに昨日しみ込んだ タンポポの匂いが忘れらんない
過去(夢)が優しすぎて、現実から目を背けたくなる感じがすごく伝わってきます。「背広もネクタイも見たくないよ」なんて社畜には堪らない歌詞です。胸に突き刺さってイタイイタイ。
『続・くだらない唄』もセカンドアルバムの『THE LIVING DEAD』に収録されているので、いっしょにどうぞ!
アルエ
藤原さんが『新世紀エヴァンゲリオン』の『綾波レイ』が大好きすぎたが故に作ってしまった愛の歌?
曲のタイトルの『アルエ』は綾波レイの頭文字である『R・A(アール・エー)』から取ったものです。
エヴァンゲリオンを知っている人なら、タイトルの由来を知らなくても「あれ?これって綾波レイの歌じゃね?」と気付くレベルで綾波レイへの想いを歌っています。
君は人より少しだけ 不器用なだけの女の子
「ウレシイトキドンナフウニ ワラエバイイカワカンナイ」
アニメバーなどで『残酷な天使のテーゼ』が歌われたあとに『アルエ』を歌うと、気付く人は気付くので楽しいです(笑)
リトルブレイバー
ねぇ単純に気高き夢のタメ 愛するヒトのタメ
できない事なんて 1つでもあるかい?
ちっぽけな自分でも、何者かになれる。何者にでもなれる!そんな勇気が湧いてくる名曲です。
インディーズ時代からライブで歌われてきた曲で、実は歌詞が複数ある(6種類?)という珍しい曲でもあります。
別バージョンはライブでしか歌われなかったため、現在では誰も聞くことができませんが、ネット上にいくつかの歌詞がアップされているので、探してみるのも一興かもしれません。
ノーヒットノーラン
本当に初期のころは、弱虫で臆病でも前に進もうとする曲が多い。
ノーヒットノーランも凡人が虚勢を張って、嘘を現実にしてみせよう!という勢いあふれる曲です。
そして勢いの中にも、一抹の不安であったり迷いが感じられて、それが等身大の人間くさくて、ぼくのような弱い人間は、より共感できてしまいます。
ノーヒットノーランのままじゃ認められない
そんな僕は存在しちゃいけない
バトルクライ
自分が主役の夢を見て 笑われないうちに忘れるんだ
本当に忘れたの? そりゃ無理だよね そりゃそうさ
『ノーヒットノーラン』同様、ちっぽけな等身大の人間が日々を闘い抜く歌。
聴くとテンションが上がるので、通学中や勉強しないといけないときによく聞いていました。もちろん今でも聞いています。
詩が素敵な曲は、いつ聴いても、いくつになって聴いても色褪せません。
THE LIVING DEAD(2nd Album)
[itemlink post_id=”2661″]ベストピクチャー
この曲のなにがスゴいって
宝物の 電気スタンド・筆・机
が曲の2番では
宝物の 地位と名誉と満足感
と1番の内容とは、かけ離れた内容に変わること。
たったこれだけの歌詞の中に、積み重ねた年月や向かい合った現実がこれでもかってほど豊かに詰め込まれています。なにが正しいかは、さておき。
ちなみに藤原さんではなく、直井さんが作曲している唯一の曲です。
ランプ(LAMP)
インディーズ時代のファーストシングルにして、BUMP OF CHICKENのデビュー曲。
藤原さんは、若いころから自分(歌)との向き合い方をずっと考えて生きてきたんじゃないかなぁ、と。そんな自問自答を繰り返してきた藤原さんだからこそ書けた名曲だと個人的には思っています。
闇に凍えるこの身を救う 最後の術は この身の中に
最初期の曲だけあって、歌詞がかなり青臭いです。だがそれがいい。
Ever lasting lie
一曲の中で、一人の人生を歌いあげた衝撃的な曲。そして長い(8分以上)
物語性の強い詩が多いBUMP OF CHICKENですが、Ever lasting lieほど強い物語性をもった曲も珍しいです。
切ない、という言葉では伝えられないほどの時の残酷さを感じさせる歌詞。実際に曲中盤の長いイントロは『長い時の流れ』を表しています。
それでもどこか優しく聞こえるのは、救いを信じる気持ちにさせられるのはBUMP OF CHICKENだからこそでしょうか。
なにが ここまで俺を動かしていたんだっけ
大事な何かを待たせていた様な……
グロリアスレボリューション
名前と誕生日と キュートな指紋ぐらいあれば充分だろう
しょっぱなから皮肉がきいていて、シニカルでユニークな比喩が面白い曲です。
が、しかし!
歌詞の内容をよくよく注意して最後まで聴いてみると、けっこうなレベルで自虐的。
なんだコレ オレにもついてるじゃねぇか エラく頑丈な自前の手錠がさ
曲の持つエネルギーと勢いに隠れがちですが、一度しっかりと歌詞だけ読んでみてほしい曲です。きっと曲の印象が変わると思います。
jupiter(3rd Album)
[itemlink post_id=”2664″]Title of mine
この曲は……BUMP OF CHICKENの中でも一番暗い曲かもしれません。そして作った藤原さん本人が一時期嫌いだったともいわれている曲です。
たとえ藤原さんが嫌いだったとしても、ぼくはTitle of mineが大好きです。人の心の弱さや独りよがりのプライドをこれほど上手く歌にした曲を他に知りません。
人に触れていたいと 思う事を恥じて
嗚咽さえも噛み殺して よくもまぁ
それを誇りと呼んだモンだ
ほんとうに心に響く名曲です。ぜひ聞いてください。
こんな歌を唄う俺の生きる意味 ひとつもない
キャッチボール
二人のキャッチボールを投げ合う姿を微笑ましく描いた曲。
カーブのような愚痴 消える魔球のような優しさ
こんな歌詞をよく思いつくなぁ、と。
ちなみにタイトル通り、藤原さんと増川さんがキャッチボールをしていたことから生まれた曲です。
男女の心の機微を上手く歌いあげているのに、男同士のキャッチボールから生まれた曲だったなんて、ホント信じられません……。
上手くなって 距離を置く 心は近づいていく
君の声は遠くなり 君のコエが近くなる
ベンチとコーヒー
こんな唄を 明日 オマエに 渡せますように
と、歌詞にもあるように藤原さんから直井さんへ、誕生日プレゼントとして送った曲です。
歌詞には、何気ない一日の中にも、藤原さんの優しさや思いやりが見え隠れしていて、聴くと心がほんのりと温かくなります。
メロディーフラッグ
白い紐靴が ふと気付けば 土の色
こうやって いくつも お気に入りは汚れてった
切ないメロディと歌詞が堪りません。昔からずっと変わらず、この曲が大好きです。
過去から未来を想う歌、今の自分にエールを送る歌。ただ『がんばれ』ってわけじゃなくて、手を差し伸べようとする優しさがホントに大好きです。
ぼくが『がんばって』という言葉を使わない理由は、BUMP OF CHICKENの影響を多大に受けているからなのかもしれません。
少しでも そばに来れるかい? すぐに手を掴んでやる
ダンデライオン
橋の向こうで出会ったヤツは 太陽によく似た姿だった
ライオン(Lion)とタンポポ(Dandelion)の友情を描いた、とても不思議な曲。そしてアップテンポで明るい曲と思いきや……ギャップの激しい感動の物語です。もはや曲というよりも、一つの物語。
藤原さんは絵本作家としても大成できると思います。というかぜひ絵本を書いて欲しいです!
ユグドラシル(4th Album)
[itemlink post_id=”2667″]ギルド
人間という仕事を与えられて どれくらいだ
相応しいだけの給料 貰った気は少しもしない
1フレーズ目から心をえぐってくる爆弾ストレート。社畜には耐えられません。人生そのものを仕事に例えた皮肉たっぷりの曲です。
でもやっぱり歌詞の後半では、一つの答え・救いもしっかりと用意しているあたり、さすがというかBUMP OF CHICKENです。
汚れたって受け止めろ 世界は自分のモンだ
構わないから その姿で 生きるべきなんだよ
それも全て 気が狂うほど まともな日常
レム
『ギルド』よりも、更にシニカルで現実を突きつけてくるハートブレイカーな曲です。
意味は無いとかごまかすなよ 汗まみれでよくもまぁ
爪先まで理論武装 何と張り合ってるんだか 誰と戦ってるんだか
まるで自分の弱さそのものを歌われているよう……。
『ギルド』と同様、『レム』も生き方や在り様を皮肉に歌っています。それでも最後には、しっかりと藤原さんなりの答えを出しているところが、彼の優しさであり、BUMP OF CHICKENの魅力だと思います。
fire sign
藤原さんが増川さんに誕生日プレゼントとして送った曲です。
曲単体として聴いても、生きる活力を分けてくれる素晴らしい曲であることは間違いありません。
が、しかし!歌詞に注目してもう一度聴いてみてください!
- 旗⇒メロディーフラッグ
- 拾ってきた笑顔⇒ラフメイカー
- 自分の声・泣き声の主⇒ダイヤモンド
- 星は廻る⇒天体観測
- 汚れた猫⇒K
- 命の火⇒ランプ
このように、曲中にはBUMP OF CHICKENのタイトルや曲に登場する多くのキーワードが散りばめられています。
とても遊び心に富んだ曲なので、今度聴くときは、その辺りを注意して聴いてみると面白いかもしれません。
orbital period(5th Album)
[itemlink post_id=”2668″]メーデー
息は持つだろうか 深い心の底まで
君が沈めた君を 見つけるまで潜るつもりさ
自分の心を、深く沈んだ闇の中から救いあげてくれる名曲。
社会人1年目のときに地下鉄の中で毎日聴いていた曲です。仕事に忙殺されていた当時『メーデー』を聴きながら、自分のアイデンティティを繰り返し確認していました。
なおメーデーには『救難信号』の意味で、曲中にもモールス信号を思わせる機械音が使われている箇所があります。
才悩人応援歌
生活は平凡です 平凡でも困難です
星の隅で 継続中です
『メーデー』と並んで、当時のぼくの心を守ってくれたのが本曲『才悩人応援歌』
当時はiPodで聴いていたのですが、『才悩人応援歌』の再生回数は1000回を超えていました(笑)
聴いたら『元気が出る』というよりは『なんとか今日も頑張れる』って歌です。
アルバム『orbital period』の4曲目に収録されている曲なのですが、次に発売されるアルバム『COSMONAUT』の4曲目にも漢字だけのタイトル『分別奮闘記』が収録されています。
ちょっとした遊び心でこのような曲順になっているのでしょうか? 私、気になります!
ハンマーソングと痛みの塔
『ハンマーソングと痛みの塔』タイトルからして中二全開です。聴くとまるで若いころの、ちょっとナナメを向いて気取っている自分を思い出して居たたまれない気持ちになります(笑)
でも、誰だって自分を特別だと思いたいし、少なからず特別だと思っている部分はあるはずです。ユニークな曲ですが、一度聴いたら忘れられない名曲です。
お集まりの皆様方 これは私の痛みです
あなた方の慰めなど 届かぬ程の高さに居ます
飴玉の唄
僕は君を 信じたから もう裏切られることはない
だってもし裏切られても それが解らないから
とても深くて哀しい曲で、それでも『笑う』と決めた心の強さがまた切ない。
なんとなく聴いているだけだと、なんとなくいい歌で終わってしまいますが、歌詞をしっかりと読んで歌の意味を理解すると、圧倒的な世界観に驚かされます。
正しく歌詞の意味を理解している自信はありませんが、しっかりと考えて聴く価値のある一曲です。
COSMONAUT(6th Album)
[itemlink post_id=”2671″]ウェザーリポート
『ウェザーリポート』ってあまり話題にあがることがないような……ぼくはこの曲、大好きです。
心情を『傘』に例えた表現が、とても詩的で美しい。そして『傘』に隠れた女性の気持ちが別れを予感させ、男性としては聴いていてとても切なくなる一曲です。
相合傘ひとりぼっち それを抱きしめた
自分で抱きしめた
分別奮闘記
燃えますよ 灰に出来ますよ
あなたがそうしたくないだけなのでは
『ゴミ』をテーマにしたコミカルでユーモア溢れる曲かと思いきや、ところどころにドキっとさせられる歌詞が紛れこんでいます。
そして最後の一文
燃やせなくて粗大で 味が出てきた なんて事もない
この『なんて事もない』に込められた意味をどのように考えるかで、歌詞の意味が大きく変わります。前向きに捉えるのか、後ろ向きに捉えるのか。ぼくはまだ答えが出せずにいます。
66号線
肩に溢してくれた 涙で出来た 音符を繋いで 盾を作ろう
『弱者の一撃』と呼ぶに相応しい名曲。
バンド初期の頃よりも、言葉は丸く優しくなっていますが、伝えようとしている信念はなんら変わっていないことを再認識させられる一曲でした。
長年の付き合いであるプロデューサーに送った曲とされていますが、どう聴いてもぼくにはラブソングにしか聞こえません(笑)
RAY(7th Album)
[itemlink post_id=”2683″]サザンクロス
言葉選んで 挙げ句間違えた よく晴れた日を未だに思い出す
青春の甘酸っぱさと後悔を歌った曲もかかわらず、ジメジメとした印象は一切感じません。
カラっと熱を込めて歌いあげているロマン溢れる曲。
高音部分も少なく、カラオケでも歌いやすい部類に入るのでBUMP OF CHICKENを歌いたいときにはオススメです。
(please) forgive
まだ憧れちゃうんだ 自由と戦う日々を
性懲りもなく何度も 描いてしまうんだ
割と最近好きになった、というか心に響いた曲。
大人になっても、いろいろと逃げ道を探したり、人生に迷うことが多い自分にドストライクに突き刺さりました。
これからも諦めずにがんばります!人生もブログも!
Butterflies(8th Album)
[itemlink post_id=”2684″]宝石になった日
カルピスのCMソングとして起用されたので、聞いたことがある人も多いのでは?
出来ることはあんまりないけど 全くないわけでもないから
全自動で続く日常をなんとなく でも止めないよ
CMではサビの部分しか使われていませんが、歌詞も最初から最後まで素晴らしいです。
弱くても笑おうとする強さが特に。
カップリング曲
ラフ・メイカー
ラフ・メイカー? 冗談じゃない! 逆側の窓が割れる音
鉄パイプ持って 泣き顔で「アンタに笑顔を持ってきた」
シングル『ダイヤモンド』のカップリング曲。
YouTubeやニコニコ動画でも、突き抜けた主張と気持ちのいい物語性で話題になりました。
単純に元気が出る曲なので、難しいこと考えずストレートに楽しめる一曲です。
ホリデイ
失敗しない 花も枯れない 人生がいいな
ざまぁみろ 僕は見つけたぜ まぶたの裏側で
シングル『スノースマイル』のカップリング曲。
日々を生きていく中で、共感できることこの上ない一曲です。
やっぱりBUMP OF CHICKENは人間の弱さや弱者の葛藤を肯定した上で、背中を支えてくれるから、いくつになっても聴いても飽きないのだと思います。
[itemlink post_id=”2678″]夢の飼い主
答える術もないから ただ身を寄せたよ
少しは あったかいかな
シングル『車輪の唄』のカップリング曲。
夢をペットに例えて、結局は飼い殺してしまっていた自分への葛藤と気付きを綴る歌です。
カラオケに行って、よく歌われているランキングを参照すると、いつも一番最後のページにある曲です。よかったら一緒に歌って少しでもメジャーにしましょう(笑)
[itemlink post_id=”2673″]真っ赤な空を見ただろうか
大切な人に唄いたい 聴こえているのかも解らない
だからせめて続けたい 続ける意味さえ解らない
シングル『』のカップリング曲。
美しい情景がありありと目に浮かんでくるような情緒あふれる歌詞が魅力。あまりにも歌詞が素晴らしいので、どの部分を引用するか非常に迷いました。
情景と心情が絶妙にマッチしていて、自然と涙が……。
[itemlink post_id=”2674″]まとめ
いかがでしたか?
バンド初期の曲やカップリング曲などの少しマイナーな曲も紹介しているので、よかったら一度聴いてみてください。
現在のBUMP OF CHICKENとは違い、バンド初期の曲は若くて青臭い部分や尖っている部分があって、逆に新鮮に聞こえるかもしれません。
今回の記事を書いたことにより、一人でもBUMP OF CHICKENを聴いてくれる人が増えてくれることを願っています。
ふかふか
……。
…………。
隠しトラック
三人のおじさん
「魔法の料理 ~君から君へ~」に収録されている隠しトラック。
隠しトラックにしておくには、もったいないほど全力でふざけている超力作です。
賢いおじさんは 形を変えて 魚になった
強いおじさんは 海に打ち勝って 島になった
素早いおじさんは 運よく浜辺に 打ち上げられた
ツッコミどころ満載の歌詞と曲の間に入るスーパー口笛タイム。
音楽の楽しさ、メンバーの仲の良さが伝わってくる、これはこれでBUMP OF CHICKENの本領とも言える迷曲神曲です。
ふかふか